
建築的価値と伝統の融合
梅田スカイビルが選んだ「光の和傘」という新しい視点
積水ハウス梅田オペレーション株式会社 様

経営戦略部 中野様
世界的な建築的価値を持つ「梅田スカイビル」。
地上173mという高さにある「空中庭園展望台」、天空に近いその場所でも、夏の風物詩「梅田七夕」が開催されています。
伝統あるイベントに、新たな「光の視点」として導入されたのが、和傘の間接照明「傘蛍」です。
今回は、イベントの全体ディレクションを担う中野様に、建築の品格を損なわない演出のこだわりや、実際に導入して見えた「滞留の質の変化」について詳しくお話を伺いました。
| 導入先 | ・梅田スカイビル 空中庭園展望台(大阪府大阪市) |
| 使用イベント | ・梅田七夕 【実施期間】 2024年7月5日(金)~9月1日(日) |
| 導入効果 | ・空中庭園の夜景と調和する「上質な空間演出」の実現 ・来場者の「滞留時間」の向上と満足度の改善 ・写真撮影の促進(特に、海外観光客から高評価) ・プロダクト自体の魅力による、来場者の関心と会話の創出 |
| URL | [公式HP] https://www.skybldg.co.jp/ [イベントHP] https://www.skybldg.co.jp/new/2335.html |
30年経っても新しい、「空中庭園」だからこそ活きる企画を
現在の業務内容と、大切にされているコンセプトについて教えてください。
イベント企画、広報、販売戦略など、空中庭園展望台の魅力を伝えるための幅広い領域を担当しています。
企画においては、協力会社の皆さまと打ち合わせを重ねながら、全体のディレクションから細部の表現まで、クオリティに責任を持つ立場として取り組んでいます。
大切にしているのは、「空中庭園だからこそ活きる企画」であること。 海外のお客様も多い施設ですが、まずは日本のお客様にしっかり届く内容であることを重視しています。
建築的価値の高い梅田スカイビルの品格を損なうことなく、「30年経っても新しい視点」を提供し続けられる空間づくりが、私たちの揺るぎないコンセプトです。

仙台の伝統を大阪で。2007年から続く夏の風物詩「梅田七夕」
「梅田七夕」が始まったきっかけやイベントの概要・特徴について教えてください。
「梅田七夕」は、本場の「仙台七夕」の美しさを大阪でも体験していただきたいという想いから、仙台市観光連盟様のご厚意で始まりました。
2007年からは新梅田シティ全体を会場とした大規模な祭事へと発展し、今では地域に根差した夏の風物詩となっています。
最大の特徴は、豪華絢爛な吹き流しを間近で鑑賞できる点にあります。また、願いを込めた笹舟にろうそくを灯して水面に浮かべる「笹舟燈篭」など、光と情緒が織りなす幻想的なコンテンツを大切にしてきました。

本物だけが持つ「質感」と「光」が、夜の空間に溶け込んだ
数ある装飾アイテムの中で、なぜ「傘蛍」に興味を持たれたのでしょうか?

まず、本物の和傘をベースにしているという「プロダクトの力」に魅力を感じました。 空中庭園が持つ上質で非日常的な世界観には、本物の質感が不可欠です。
「傘蛍」という名の通り、日本の夏を思わせるほのかな光の演出がとても美しく、夜の空中庭園に自然に溶け込むのではないか。訪れた方に、季節感と特別な体験を同時に届けられるアイテムだと直感しました。
「写真に収めたい」と思わせる、ふわりと浮かび上がる幻想的な光
実際に導入してみて、現場の雰囲気や来場者の反応はいかがでしたか?
暗くした施設エリアが傘蛍の光によって「ふわり」と浮かび上がり、これまでにない新しい表情が生まれました。
お客様、特に海外の方を中心にたくさんの方が写真を撮っていらっしゃったのが印象的でしたね。入場した瞬間に思わず感嘆の声を上げる方も多く、光に包まれた空間を純粋に楽しんでいただけていると感じました。 中には「この傘はどこで購入できますか?」と質問される方もいらして、装飾としてだけでなく、一つのプロダクトとしても強い魅力を放っていたのだと思います。

「数」ではなく「滞留の質」を高める演出
集客面や滞留時間など、演出効果についてはどう感じていらっしゃいますか。

このイベントだけで来場者数が劇的に増えるという性質のものではありません。しかし、大切なのは「滞在の質」です。
傘蛍の柔らかい光は、空中庭園ならではの夜景とも実によく調和していました。その結果、来場者が「その場に少し長くいたくなる空気感」が創り出されていたと感じます。
大規模に導線を変えるような演出ではありませんが、空間の質を高め、顧客満足度に貢献するという点において、十分な効果を発揮してくれました。
プロフェッショナルな現場だからこそ見えた、次への課題
運用面で、今後期待される改善点などはありますか。
実際に活用したからこそ見えた課題もありました。 海外のお客様も多いため、安全面を考慮して固定設置を行いましたが、配線や固定用の重しといった「見栄え」をどうノイズなく処理するかという点です。
美しい建築空間であればあるほど、そうした細部が気になってしまいます。今後の製品開発において、よりスタイリッシュに、かつ安全に設置できる工夫が進むことを期待しています。
未来へ:時代に合わせてアップデートし続ける「夜の演出」
今後のイベント展望について教えてください。
近年、私たちは20〜30代前半の若年層女性をコアターゲットと位置づけています。彼女たちが「ここでしか味わえない」と感じ、思わず誰かにシェアしたくなるような、新しい感性の夜間演出を追求していきたいと考えています。
光、装飾、体験。これらを組み合わせて、時代に合わせた「空中庭園ならではの非日常」をこれからも創り出していきたいですね。
上質な空間づくりを求める施設様へ
梅田スカイビル様のように、建築美やブランド性が重視される施設においても、傘蛍は「空間の質を損なうことなく変化を加えられるプロダクト」として、その価値を発揮しました。運用を通じて見えてきた課題についても、今後の製品開発にしっかりと活かしてまいります。皆様のお声をもとに、より美しく、より使いやすいプロダクトへと改良を重ねてまいります。
『「単なる集客」の道具ではなく、滞在する時間の「密度」を高める。』
本物志向の演出を検討されている施設運営者様は、ぜひお気軽にご相談ください。現場の課題に寄り添った最適な活用方法をご提案いたします。
※掲載内容は取材当時のものです。
