
目標の3.5倍、2日で4,300人を動員
「傘蛍」のビジュアル力が引き出した東大阪の新たな観光ポテンシャル
一般社団法人東大阪観光協会 様

一般社団法人東大阪観光協会
ディレクター 古谷様
東大阪観光協会では東大阪の最大の魅力である「モノづくり」「ラグビー(スポーツ)」「文化・下町」の3つを中心に、「東大阪市でしか味わえない」新たな観光まちづくりに取り組んでいます。
伝統ある枚岡神社の「燈明祭」とコラボレーションしたライトアップイベント「夏灯しの夢まつり」では、メインビジュアルとして「傘蛍」を導入しました。
初年度から目標を大幅に上回る集客を記録し、SNSでも大きな話題となった背景について、お話を伺いました。
| 導入先 | ・大阪府 東大阪市(一般社団法人東大阪観光協会) |
| 東大阪市の特徴 | ・「モノづくりの街」として知られる技術力の集積地 ・花園ラグビー場に象徴される「スポーツ」の聖地 ・梅田や難波とは異なる「飾らない下町文化」が息づく街 |
| 使用イベント | ・夏灯しの夢まつり(枚岡神社「燈明祭」とのコラボレーション) 【実施期間】2025年8月24日(日) 【実施期間】2024年8月23日(金)・24日(土) |
| 導入効果 | ・ 目標に対し3.5倍超の動員 ・「写真映え」による集客効果 ・「モノづくりの街」のアイデンティティを体現 ・電源確保が難しい屋外の設置を実現 |
| URL | [公式HP] https://pikahiga.jp/ [イベントHP] https://pikahiga.jp/column/natsutomoshi_yumematsuri2025/ |
観光の「司令塔」として:東大阪におけるDMOの役割
まず、機構の目的や東大阪での役割について教えてください。
私たちは「DMO※」と呼ばれる組織で、地域における観光業の司令塔のような役割を担っています。
設立以来、最大の目的は「観光を切り口とした地域の経済活性化」です。東大阪はいわゆる京都や奈良のような観光地ではありませんが、ビジネス客も含めた来訪者に地域の魅力を伝え、事業者の活性化や、将来的な定住にまで繋げたいと考えています。
活動の柱は3つあります。「モノづくりの街」、ラグビー場に象徴される「スポーツ」、そして梅田や難波とは異なる「飾らない下町文化」。これらを魅力として発信しています。

※DMO(Destination Management/Marketing Organization)とは、「観光地域づくり法人」として地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに、地域への誇りと愛着を醸成する地域経営の視点に立った観光地域づくりの司令塔として、多様な関係者と協働しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定し、着実に遂行する機能を備えた法人です(国土交通省観光庁HPより)。
「夏灯しの夢まつり」:伝統と技術の融合
イベント「夏灯しの夢まつり」の概要や特徴を教えてください。

枚岡神社の伝統行事「燈明祭」とコラボレーションし、神社の魅力をPRするために企画したライトアップイベントです。東大阪には「ないものはない」けれど、実は「あるものも伝わっていない」という現状がありました。
そこで、ただ新しく作るのではなく、すでにある伝統行事に東大阪の「らしさ」を掛け合わせようと考えました。地元の事業者さんと協力し、お子さん向けのランタン作り体験なども盛り込んだ、全世代が楽しめるイベントになっています。
地元愛と圧倒的なビジュアル
多くの装飾アイテムがある中で、なぜ「傘蛍」を導入されたのでしょうか。
最大の理由は、東大阪の事業者である大阪銘板株式会社の製品であることです。「地元企業と一緒に良いものを作りたい」という想いが強くありました。加えて、他にないインパクトのあるビジュアルも決め手でした。

電源の場所を気にせず設置できる便利さ
導入前に懸念していた点はありましたか?
屋外ですので「風で飛ばされないか」や、お借りしているものなので「壊してしまわないか」といった運用面・安全面の不安はありました。しかし、幸いにも過去2回の運用で大きなトラブルはありません。
また、運用してみて実感したのは「コンセントタイプとバッテリータイプの両方がある」便利さです。電源の場所を気にせず設置できるのは、イベント運営側として非常にやりやすい点でした。
驚異の集客力と「写真映え」の力
第1回から導入されていますが、来場者の反応はいかがでしたか?
想像以上に「写真映え」を目的とした方が多かったです。傘蛍という強いビジュアルがあることで、来場者が一つのコンテンツとして楽しんでくれました。

数値的な成果についても教えてください。
集客の不安はありましたが、結果は驚くべきものでした。
・第1回: 目標1,200人に対し、2日間で約4,300人が来場。
・第2回: 目標4,000人に対し、雨天による早期中止もありましたが約2,600人が来場しました。
SNSの反響も大きく、傘蛍のインパクトある写真を見て「何これ?」と興味を持ち、足を運んでくれた方が非常に多かったと感じています。
【今後の展望】「点」から「面」へ、広がる地域ブランディング
今後のイベントの展望と傘蛍の活用について教えてください。
既に「夏灯しの夢まつりといえば、傘蛍」というメインビジュアルとしてのイメージが定着しています。今後は、生駒山麓エリア全体へエリアを広げたり、期間を延ばしたりして、この「種」を大きく育てていきたいですね。
地域の魅力を再定義し、圧倒的な集客を求める自治体・団体様へ
東大阪観光協会様のように、「あるものが伝わっていない」という地域課題に対しても、傘蛍は伝統行事に新たな息吹を吹き込み、目標の3.5倍以上となる4,300人の動員を実現する「強力なメインビジュアル」として貢献しました。
現場で高く評価いただいた運用の柔軟性など、実務に即した強みをさらに磨き上げ、地域活性化の頼もしいパートナーとして進化を続けてまいります。
『「一過性の賑わい」で終わらせず、地域の「象徴(アイコン)」を作る。』
地域資源を活かした新しい演出や、SNSを通じた「実客」への転換を検討されている運営者様は、ぜひお気軽にご相談ください。モノづくりの技術から生まれたプロダクトだからこそできる、地域の魅力や誇りを形にする最適な活用方法をご提案いたします。
※掲載内容は取材当時のものです。
