歴史ある祈願寺が挑む、新たな夜の魅力創出
既存のライトアップ演出に、新たに「傘蛍」を導入しリピートした理由

柳谷観音 楊谷寺 様


柳谷観音 楊谷寺
住職 日下様

京都府長岡京市に位置し、1200年以上の歴史を持つ眼病平癒の祈願所である、柳谷観音 楊谷寺。近年は花手水の発祥地としても知られ、さまざまな取り組みで参拝者を魅了しています。
同寺では、2024年の紅葉ライトアップウィークにおいて光る和傘「傘蛍」を導入いただき、大変好評を得たことから、続く2025年の紅葉ライトアップウィークでもリピートで活用いただきました。
今回は、住職の日下様に普段の取り組みから夜間イベントへの思い、そして傘蛍導入の決め手や効果についてお話を伺いました。

導入先・柳谷観音 楊谷寺(京都府長岡京市)
柳谷観音 楊谷寺の特徴・1200年の歴史を持つ眼病平癒の祈祷寺
・花手水発祥の地
・ワークショップやあじさいウィークなどの様々なイベントが実施されている
使用イベント・京都西山竹あかり ~幻想夜2025~
 【実施期間】 2025年11月21日(金)~30日(日)
・京都西山竹あかり 〜幻想夜2024〜
 【実施期間】2024年11月16日(土)~30日(土)
導入効果・設置だけでなく、手持ちという他とは異なるライトアップ演出が可能に
・来場者が来た瞬間に驚きを与えられる演出が可能に
・容易に設置が出来て、少人数の運営でも負担が少ない
URL[公式HP]
https://www.yanagidani.jp/
[イベントHP]
https://www.yanagidani.jp/momijiweek

生きている方の悩みに寄り添う祈願寺。信仰への入り口としてのイベント

まず、普段の業務内容と、お寺で取り組まれているイベントの特色について教えてください。

当山は主に祈願寺として、お葬式よりも「今生きている人の悩み」、特に目の病気に悩む方々と観音様をつなぐ役割を何百年も担ってきました。
近年は、もっと多くの方に観音様を知っていただくための入り口として、花手水などの取り組みを行っています。

しかし、単なる観光地としての見せ方で終わらせるつもりはありません。訪れた方に「昔の人はなぜこんな山の中にお寺を作ったのか」「どういう思いでお参りに来たのか」を感じていただき、神仏への信仰を持っていただくことを重視しています。

日常の喧騒から離れて心が落ち着く、癒やしの場所でありたいと考えています。

夜のイベントへの挑戦と、常に抱える「アクセスと独自性」の課題

以前のイベントや、特に「夜の演出」において感じていた課題はありましたか?

全国的に神社仏閣を維持するのが苦しい時代の中で、お寺を発展させるためには動かなければならないという思いがありました。

ライトアップは、10年ほど前に執事からの提案で「まずは1回お試しでやってみよう」とスタートしたものです。 ただ、他のお寺でもライトアップは多く行われているため、「ここならではの独自性は何なのか」は常に考えています。

また、当山は自家用車やタクシーでの移動が必須でアクセスが悪いという課題がずっと付きまとっており、いかに気軽に足を運んでいただくか、情報をどう届けるかという点は今も模索しています。


※執事‥寺院の運営・管理業務を担当する僧侶の役職

「傘蛍」導入の決め手は、単体で完結する「新鮮な驚き」

すでに竹あかりなどのライトアップがある中で、傘蛍を取り入れようと思われた理由や決め手を教えてください。

竹あかりも非常に良いのですが、今や全国各地で行われています。そこにプラスアルファで、何か光るもの、より良い印象を与えられるものを探していました。

その中で傘蛍を知り、驚きました。
普通、和傘を飾るなら外から光源を当てる設定が必要だと思っていたのですが、傘蛍は和傘にライトが付いていて自ら光るということに新鮮な驚きがありました。

さらに、ただ地面に置いて飾るだけでなく、来場者の方に貸し出して「手持ちで差して歩いていただける」という点も大きな魅力でした。
単体で光るからこそ、これまでとは違う動きのある演出ができるのではないかと考えたのが決め手です。

不安を払拭した安定稼働と、来場者に与えた「いい意味での驚き」

導入前に懸念していたことはありましたか?また、実際の運用や来場者の反応はいかがでしたか。

電気を使っているので「途中で消えたらどうしよう」「雨が降ったらどうしよう」といった機能的な不安はありましたが、実際に使ってみて全く問題ありませんでした。精密なものですので、お客様に振り回されたり壊されたりしないかという心配も少しありましたが、それも大丈夫でした。

実際に設置して、パッと入ってきた時にいい意味で驚いていただける空間を作ることができたと感じています。来場された皆様からも大変好評でした。

当山のような家族経営に近い体制では、イベントがやっつけ仕事になりがちです。だからこそ、行政に頼り切るのではなく、自分たちの負担なく「自前で継続的にできるもの」を選ぶことが重要です。その点でも、設置の手間が少ない傘蛍は合致していました。

ライトアップの「象徴」としてのリピート活用と、進化し続けるお寺の未来

2024年に続き、2025年の紅葉ライトアップウィークでもリピート活用いただいております。その理由と、今後の展望をお聞かせください。

1回目で大変好評だったため、当山のライトアップの象徴の1つとして見ていただけるのではないかと思い、リピートさせていただきました。

今後の展望としては、訪れる方に毎回「面白いな」「来年はどんなことをやるのだろう」と期待していただけるような、進化していく「動きのあるお寺」にしていきたいですね。

傘蛍についても、ただ光るだけでなく、近づいたら点滅したり、新しい見せ方ができたりといった進化版があれば即採用したいと思っています。 そして最終的には、花手水やライトアップといった入り口を通じて観音様を知っていただき、皆様に心の平穏を持っていただく場所であり続けることが私たちの目標です。

独自性のあるライトアップ演出として

柳谷観音 楊谷寺様では、秋の紅葉ライトアップウィークにおいて、既存の「竹あかり」に加える新しい光の演出として傘蛍をご活用いただいています。
傘単体が自ら光るため外部の光源を必要とせず、地面に飾るだけでなく「来場者が手持ちで歩ける」という新しい演出ができる点を高く評価していただきました。設置の手間が少なく運営の負担を抑えつつも、会場に入った瞬間に「新鮮な驚き」を生み出せることから、同寺におけるライトアップの象徴としてリピート導入されています。
寺院・神社での夜間参拝の演出を検討されている方や、他にはない光のイベント企画を探されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。 イベント内容や会場に合わせた活用方法をご提案いたします。

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※掲載内容は取材当時のものです。